みなさん、「ロックマン」は遊んだことがあるでしょうか?
カプコンを代表するゲームシリーズの一つですね。
最近はコレクション作品しか出てないですけど(‘ω’)
さてこのロックマンですが、ロックマンといっても
「無印ロックマンシリーズ」
「ロックマンXシリーズ」
「ロックマンエグゼシリーズ」
・・・と細分化されており、各シリーズに複数作品が存在しています。

もちろん各シリーズによってキャラクター、世界観が異なるのはもちろんのこと、ジャンルが2Dアクション以外のものもあります。
そんなロックマンシリーズの中でも知る人ぞ知るロックマン、
「流星のロックマンシリーズ」
を雑談チックに紹介していきます。
もしよろしければ読んでみてください。
シリーズの概要
本シリーズは2006年12月に第1作が発売され、2008年11月発売の「流星のロックマン3」が最新作となっています。
本シリーズ以降にもロックマン作品やスマホアプリによる新しいロックマンシリーズは存在しますが、ゲーム専用端末によるロックマンシリーズの中では一応、最も新しいロックマンシリーズとなります。
ジャンルはカードバトルにアクション要素とRPG要素を加えたような、他ゲームだとなかなかない戦闘システムになっています。
「ロックマンエグゼシリーズ」も同様のジャンルですが、あちらは2Dで表現されているのに対し、こちらは3Dで表現されており、他にも幾ばくかの違いがあります。
↓ロックマンエグゼの戦闘画面

↓流星のロックマンの戦闘画面

あらすじ
GBAで展開されていた「ロックマンエグゼシリーズ」の200年後の未来のお話であり、無線通信技術および宇宙探査技術が発達した世界が舞台となります。
主人公「星河スバル」はかつて、宇宙飛行士である父「星河ダイゴ」を誇りに思う、元気な少年でした。
しかし、搭乗していた宇宙ステーションの事故によって星河ダイゴは行方不明。
父の行方不明によってスバルは塞ぎこむようになり、ゲーム開始時点である小学5年生まで、不登校の日々が続きます。
ある日、よくいく場所で空を見上げていると突如、宇宙人「ウォーロック」と遭遇することになります。ウォーロックはとある理由によりFMプラネットという星からやってきたらしく、なんと星河ダイゴのことを知っていました。
一方、ウォーロックと同様にFMプラネットからやってきた宇宙人が、各地で人間と合体(電波変換)して事件を起こすようになります。
彼らが起こす事件を解決するため、スバルは嫌々ながらもウォーロックと電波変換をして「ロックマン」となり、戦いに巻き込まれていくことになる・・・

シリーズの不遇ポイント
本シリーズは数あるロックマンシリーズの中でも、かなり不遇・・・というか日の目を浴びず、世間から評価されるまで時間を要したシリーズです。
ではなぜ、そんな扱いを受けることになってしまったのか?
偉大な前シリーズとの比較
前シリーズに当たる「ロックマンエグゼシリーズ」ですが、当時は非常に人気の高いシリーズでした。
そんな中、ロックマンエグゼシリーズはストーリーが完結し終了。
そこから本シリーズが作られることになります。
ですので、ロックマンエグゼファンからしてみると流星のロックマンって、
「ロックマンエグゼを終わらせた犯人」
に見えるわけですよ。
なので「俺たちのロックマンエグゼを返せ!!」と思うのも当然です。
当時はネットで非常に叩かれていました・・・・(T_T)
私はゲームBGMが好きでよく聞くのですが、
ロックマンシリーズの戦闘BGMまとめの方でも、ロックマンエグゼ→流星のロックマンになった瞬間にコメントの殺意が明らかに高くなります(笑)
そんなロックマンエグゼシリーズですが、ナンバリング本数は6本と、「無印ロックマンシリーズ」(11本)と「ロックマンXシリーズ」(8本)に続く3番目の多さです。
しかも6作品すべてGBAでの発売と開発スパンの早いシリーズでした。
もちろんナンバリング以外の外伝作やアーケード、アニメも展開されており、国内の人気だけでいえばNo1、ロックマンといえばロックマンエグゼというイメージがありました。
システムの完成が遅かった
しかし、ここまで聞いてこんな疑問に思いませんか?
「なぜロックマンエグゼを6作で終わらせて、流星のロックマンを作り始めたのか?」
ゲームハードをまたいでロックマンエグゼ7を作ることだってできたはずです。
また、時系列的に地続きではありましたが直接的につながっているわけではないので、流星のロックマンを作りつつ、リリースすることもできなくはなかったはずです。
なぜそれをしなかったのか・・・?
これは私の考察ですが、ロックマンエグゼシリーズを開発するにあたり、開発側はいくつかの限界を感じていたのではないかと思っています。
例えばストーリー。
全年齢向けのゲームは小さい子でもわかりやすくしなければならないと考えるあまり、展開がマンネリ化しやすいです。
ポケモンみたいな作品ごとにメインキャラやその環境、舞台が異なるのであれば変化を加えられますが、こちらは同じメインキャラ、同じ舞台です。
さすがに6作品続けるとネタの限界が来ていたのではないでしょうか?
次に戦闘システム。
画期的かつ中毒性のある戦闘システムは今でもいえることですが、作品を重ねるごとに戦闘システムに新しい要素が加えられどんどんと複雑化していきました。
となると途中から作品に触れる人の中には、複雑すぎて離れていく人が出る可能性もあるほか、開発側もゲームバランスを保ちにくくなります。
加えて次世代携帯ゲームハードはDSで、DSからWifiによるオンライン通信対戦が可能になりました。
そうなると実力差が如実に出るようになり、支障が発生することも考えられます。
以上のことからロックエグゼの方向性はある程度保ちつつ、以下の要素を実現した「新しいロックマン」を作りたかったのではないでしょうか?
1.マンネリ化が薄い、作品を追うごとに変化を感じられるストーリー
2.シンプルで理解しやすい、かつ奥が深い戦闘システム
まず主人公が過去のトラウマが原因で引きこもっているというのは、ロックマンエグゼとは対照的なスタートですし、作品を重ねるごとに主人公が成長していく様子を感じ取りやすいので1は達成できているかなと思います。
また3マスのみの行動ととロックオンシステムにより初心者が理解しやすく、作品を重ねるごとに着実にブラッシュアップしていきました。
特に3作目に至っては完成度が高いと再評価されており、今でも対戦している方がいるほどです。
なので最終的には2も達成していると思います。
ですが・・・ゲームとして完成するのが遅かった(´;ω;`)
批判も相まって3作目を完成する頃には触れる人が少なくなっていました。
最後に
まだ流星のロックマンをプレイしたことない方は3だけでもプレイしてほしいですね~
ですが現在は価格が高騰しており、5000円以上で取引されている場合もあります。
↓Yahooオークション

なので今からやるとすればSwitch/Switch2のコレクション作品の発売を待った方がいいかもしれません。
ロックマンエグゼのコレクション作品が2023年に発売しているので、もう少ししたら何かしらの発表が出てくるかもしれません。

ただDSの2画面を移植でどのように再現するのかがネックではありそうです。
私も最新ハードでプレイしたいのでなんとか実現してほしいです。
追記(2025年9月15日)
・・・と、もの思いにふけていたらなんとビックリ!!!
2025年9月12日のニンテンドーダイレクトにて、コレクション作品が発表されました~(≧▽≦)
発売は2026年。
ロックマンエグゼコレクションから3年しか経過していないので、おそらくロックマンエグゼコレクション完成したまもなく本コレクションに着手しているのかな?
とにかくカプコンが流星のロックマンを忘れていなくて安心しました(´;ω;`)
気になった方は流星のロックマン、ぜひ遊んでみてください!!
ということで紹介の方は以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!
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