みなさんは、ずっと継続していることはありますか?
私はゲームやサウナはずっと続けていますし、読書も気になる本を発見したら、購入して読むという習慣がなんだかんだで続いています。
しかし、それとは対照的に英語の勉強はなかなか続かないんですよねぇ・・・(´;ω;`)
始めて2か月ぐらい頑張ってから、ある日を境に頻度が少なくなってやめるのを5回ぐらい繰り返しています。
ばったりやめるのではなく、罪悪感が残らないように、徐々に頻度を少なくなるところがいやらしいです(笑)
今回は、継続を妨げるのは一体誰の仕業なのか?
について、自分の考えを述べたいと思います。
もしよかったら最後まで読んでみてください。
「もう一人の自分」に気づいている?
継続の妨げている犯人はまぎれもなく「あなた自身」です。
言い換えるなら「もう一人の自分」です。
親や友達、ないし赤の他人によって強制的に止められるというケースもありますが、大体はもう一人の自分があなたの継続を止めているのです。
・・・え? そんなこと言われたら落ち込むって?
大丈夫、大丈夫です!!
別にあなたを責めているわけではないですよ。
あなたが落ち込んでいる理由は、「怠惰によって長く続かない」と思っているからじゃないですか?
ですが、長く続かないのは必ずしも怠惰によるものだけではありません。
「めんどくさい」だけが彼らの常套手段じゃない
では「めんどくさい」という感情以外に、私たちの継続を妨げているのは何でしょうか?
継続によって形成される「ハードル」によるもの
どんなことでも、継続すれば上達していき、それと同時に「ここまではできて当然だ」というハードルの高さがどんどんと上がっていきます。
そのハードルを私たちの許可なしに、どんどん上げていくのも、もう一人の自分が行う常套手段です。
そしてそのハードルを越えられないと思うと、もう一人の自分が語り掛けてくるんですよ。
「周りはできているのに、こんなこともできないのか?」
「めんどくさいと思っているからできないんじゃないか?」
「こんなところで躓くのなら、もういっそやめたほうがいいんじゃないか?」
そういった声に耐えられず、継続をやめてしまうというケースもあると考えています。
対策としては「初心に帰る」という言葉。
主に、実戦・応用ばかりにとらわれず基礎を怠らないように、という意味合いで用いられることが多いです。
しかし私としてはもうひとつ、勝手に上がってしまったハードルを一回落とす、ハードルなんてなかった最初のころに一回立ち戻ってみようという意味合いもあると思っています。
ハードルが上がっているなと感じたら、一度この言葉を思い出すと良いかもしれません。
「努力量∝成長度合い」という誤った認識
また、努力すればその分成長できる、努力量と成長度合いは比例関係のようなものだ、という認識も継続を妨げる原因となります。
その考え自体は間違ってはいませんが、正確には努力量と成長度合いの関係は収束型の指数関数です。
努力を積み重ねていくほど成長しにくくなり、なにかきっかけをつかまないと成長しにくい、という性質を持ちます。
最初は初心者ボーナスによってどんどん成長していったものが、続けていくうちに停滞が続くようになります。
ここで、「停滞=頑張っていない」と思い込み、焦り・落ち込み・あきらめに変わっていきます。
よく「現状維持は退化であり、頑張っていないから良くない」という言葉を耳にします。
しかし現状維持の原因はケースバイケースであり、
世間が言うほど現状維持は悪いことなのか?
と疑問に思います。
先ほどの停滞している期間というのは、外からだと現状維持に見えますし、人間の本能である恒常性にも打ち勝っています。
だからこそ、成長することよりも続けることを第一目標とする。
「今日も継続できただけでも良し」と胸を張りましょう。
もう一人の自分は周りの声で形成される
しかし、もう一人の自分が発する声というのは、何によって形成されるのでしょうか?
それは周りの声です。
周りの声は自分では無視しているつもりでも、もう一人の自分が無意識に取り込み、状況に応じた言葉をあなたに語り掛けてきます。
もう一人の自分の声というのは、あなたの周りの声でもあるのです。
周りの声なら無視できたものも、自分の仮面をかぶって語り掛けてきているため、無視しようにもしにくいです。
特にSNSのコメントには厳しい声が散見されます。
そういった声を取り込んで、悪い意味で反映しているのでしょう。
継続には「柱」が必要
「継続は力なり」という言葉があります。
継続することが力であれば、その力を振るう腕、そして腕を支える柱が必要です。
柱がグラグラだと、力を振るうたびに柱が揺れ、最終的に崩れ力が振るえなくなります。
ですので、しっかりとした柱、すなわち周りの声を取り込んだもう一人の自分に惑わされず、自分の軸をしっかり持ってあなたのペースで継続すべきです。
こんなに努力してもあまり成長していない?
成長していないから無意味?
そんなこと、継続することに比べればとても小さなことです。
継続している自分をもっと誇りましょう。
今回は以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
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