NHKと聞くと、ゲームとの関連性はあまり無いように思えますが、かつてNHKが製作したゲームがあります。
しかもジャンルはなんとホラーゲームです。
「ホラーゲームって言っても8番出口みたいな、うっすら怖い要素がある程度でしょ?」
と思われるでしょう?
小学生だったので思い出補正も多少はありますが、
当時はマジのガチで怖かったです・・・(´;ω;`)
今ならおそらくCERO BかCERO Cにレーティングされるでしょう。
間違いなくCERO Aではないです(笑)
今回は雑談チックにそのホラーゲームを紹介しようと思います。
ゲームの製作経緯
まずそのゲームが製作された経緯を説明します。
本ゲームは商売目的で製作されたものではなく、番組で使うものとして製作されました。
みなさん「ビットワールド」という番組は知っているでしょうか?
番組名や番組内容が当時とは若干変更はありつつ、現在でも続いている番組です。

数々のテーマについて、視聴者から回答をもらって番組の要素として組み込む、いわゆる視聴者参加型の番組です。
有名な出演者だとバカリズムやいとうせいこう、中田ますみ、金子貴俊等が出演しています。
同世代の方であれば、小学校の時に見ていた方もいるのではないでしょうか?
それでそのビットワールドですが、定期的に緊急生放送という企画がありました。
番組側が製作したゲームを番組中に視聴者にプレイしてもらって、クリア数によって結末が変化するといった内容です。
緊急生放送の内容はシリアスなものからギャグチックなものまで、多岐にわたっていた記憶があります。
生放送の内容によってプレイするゲームの雰囲気も合わせてあります。
その中の一つが今回紹介するゲームになります。
ゲームの概要
ここまで長くなりましたが、そのゲームのタイトルは
「ミオとモジャビーを救え!幽霊屋敷の謎」
というタイトルです。
番組内で登場するミオとモジャビーというキャラが、仮面の男たちによってかつてある家族が住んでいた屋敷に閉じ込められたので、プレイヤー(視聴者)が屋敷を探索し二人を救出するといった内容です。
このゲーム、というか緊急生放送用に製作されたゲームたちですが、生放送が終わったらプレイ不可と思いきや、終わった後もプレイすることができました。
・・・なぜ過去形なのかって?
それはそのゲームがFlashゲームで現在はプレイ不可だからです。
※最近製作されたゲームは遊べるみたいです。
プレイ不可なのは残念ですが、一応Youtubeなどに他の方のプレイ動画は残っています。
ゲーム実況で有名な方もプレイしているので、良かったら見てみてください。
このゲームの怖いポイント
さて肝心の
「なぜこのゲームが怖いといわれているのか?」
ですが、いくつかポイントがあります。
ジャパニーズホラー独特の怖さ
このゲームがリリースされた2000年代というのはジャパニーズホラー全盛期といっても過言ではなく、「零」や「SIREN」など今でも人気が高いゲームが生まれた年代でもあります。
上記のゲームを参考にしているかどうかは分かりませんが、
やはりジャパニーズホラー独特の怖さが出ているのは明らかです。
汚れ具合が妙にリアルで、移動するだけでも抵抗が出てしまう屋敷内や、いつ「何か」が襲ってきてもおかしくはない雰囲気が本作品に対する恐怖を作り上げていると思います。
洋ゲーに近い怖がらせ方
ただ先にあげた人気ホラーゲームと明確に異なる点が一つありまして・・・
それは怖がらせ方ですね。
本作品は恐怖現象が起こるとき、かなりデカいSEとジャンプスケア(急にびっくりさせる手法)でプレイヤーを怖がらせてきます。
これはどちらかというと海外ホラゲーに多い演出で、「Five Nights at Freddy’s」なんかがその典型例ですね。
きちんと他のジャパニーズホラゲーと差別化されているところも、本作の魅力になります。
全年齢対象なところ
はい、ある意味これが一番怖いところですよね。
「なぜこれを全年齢対象にした!!?」
と。
Flashゲームなのでレーティングの必要がないということは、小学校低学年の子供でもインストールの仕方さえ分かればプレイできるということです。
特にホラー耐性のない子供にとってはトラウマものですよ・・・
普通なら製作する過程で気づくはずですが、当時の製作スタッフはおそらくホラー耐性がめちゃくちゃあったんでしょうね~知らんけど(笑)
最後に
ということでNHKが製作したホラーゲームを紹介しました。
このブログでは他にも個人的に思い入れのあるゲームを紹介していこうと思うので、良かったら他の記事も見てみてください!!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!
コメント