技解説2:トリック/すりかえ【ポケモンチャンピオンズに向けて】

ゲーム



第2回目は「トリック/すりかえ」です。


概要


タイプ:エスパー(あく)  ※( )はすりかえのタイプ

分類:変化

PP:12

効果:
相手と自分が持っている道具を入れ替える。

主な仕様:
片方しか持ち物を持っていない場合も成功する、ただしどちらも道具を持っていない場合は失敗する。また相手がみがわり状態でも失敗する。
一方で、持ち物の効果が発動されない状態(さしおさえ、マジックルーム)でも成功する。また、まねっこでコピーすることはできない。

強み


1.相手のポケモン1体を「機能停止」に


そのポケモンの強さが持ち物前提のものであったり、特定の持ち物と相性の悪いポケモンに対してトリックを使用することで大きく弱体化させ、バトルを有利を進めることができます。



特にメジャーな使われ方として、しんかのきせきを奪うことで相手の耐久を低下させたり、後述するこだわりスカーフを耐久ポケモンに押し付けることで行動を大きく制限させる目的で使用されます。

2.他の妨害技と比較して対策されにくい


ランク変化や状態異常など、相手のポケモンを妨害する戦法は対策はとられやすいですが、持ち物に干渉する妨害の対策は現在でもされずらく、どの場面でも通りやすいのも強みです。

<トリック/すりかえの主な対策>

・ちょうはつ(技)
 → 他の対策として採用されやすい

・投げつける(技)

・ねんちゃく(特性)



また、トリックはエスパータイプの技により悪タイプ持ちに無効化されますが、すりかえは悪タイプなのでタイプ相性で無効化されません。したがってすりかえはトリックの上位互換技であり、すりかえを覚えることができるのであれば、すりかえを採用するのがおすすめです。


弱み


1.相手の持ち物は判別必須


相手と持ち物を入れ替える以上、こちらも相手の持ち物に影響されることは気を付けなければなりません。そのため、特定の道具の採用率が高いポケモンや、これまでの動きからこの道具である可能性が高いという持ち物の判別が必要です。


もし相手の持ち物判別に苦手意識があれば、後述するおみとおしと組み合わせても良いと思います。

2.一部の持ち物は入れ替え不可


トリック/すりかえは全ての持ち物を入れ替えられるわけではなく、姿が変化する持ち物は入れ替えることができません。

<姿が変化する持ち物>

・対応メガストーン

・メガストーン以外の姿を変化させる持ち物
 ーくちたけん(ザシアン所持時)/くちたたて(ザマゼンタ所持時)
 ーはっきんだま(ギラティナ所持時)
 ー各種プレート(アルセウス所持時)
 ー各種カセット(ゲノセクト所持時)



特にメガストーンは、記事作成時(2026年4月時点)のポケモンチャンピオンズにて、構築の1~2体には持たせていることが多いため剣盾やSVと比較すると成功する確率が下がり、やや使いにくくなっています。

相性の良い組み合わせ


相性の良い技

状態異常付与技×トリック/すりかえ


例えばこうこうのしっぽをトリックし、「おにび」や「どくどく」で相手アタッカーの火力を下げれば、アタッカーを機能停止させることができます。


ただし、2026年4月時点ではアタッカー=メガシンカ持ちであることが多く、火力を上げる持ち物があまり実装されていないこともあり、活躍するのはもう少し後になるかと思います。

いちゃもん×トリック/すりかえ


こだわり系アイテムをトリックしていちゃもんを打てば、相手はわるあがきしか繰り出せなくなります。特に、相手側視点で有効打を持つ裏のポケモンが控えていない場合、戻すこともためらってしまうため、何もさせることなく1体をひんしにすることが可能です。


さされば強力な組み合わせです。

ふういん×トリック/すりかえ


「ふういん」は相手が自分と同じ技を持っている時、自分が場を離れるまで相手はその技を繰り出すことができないという効果の技です。


耐久ポケモンは技「まもり」「みがわり」「ねむる」などを採用する確率が高いため、同様の技を覚えさせてこだわり系アイテムをトリック→ふういんを使えば、相手の動きを大きく制限できます。


仮に失敗しても耐久ポケモンにふういんは刺さるため、保険として覚えさせても良いかもしれません。


相性の良い特性


おみとおし×トリック/すりかえ


相手の持ち物が見えた状態でトリックできる点も優秀ですが、トリック後相手が別のポケモンと交代した際に、そのポケモンの持ち物も見ることができるため、そこからどう行動していけばいいかという戦略を立てるのに役に立ちます。


トリック目的だけで採用するのもアリですが、バトルの経験を積み重ねれば、より強さを引き出せる組み合わせです。


かたやぶり/すりぬけ×トリック/すりかえ


相手の特性や状態によってトリックができない場合でも、無理やり技を通すことが可能です。


かたやぶり → ねんちゃく、おうごんのからだ
すりぬけ → みがわり



ただし先述した姿が変化する持ち物を持つ相手には同様に失敗してしまうため、それ以外の持ち物でみがわりを多用してくる相手に使用するのがメジャーな使い道です。

ぶきよう×トリック/すりかえ


特性「ぶきよう」は持ち物の効果が発動しないという効果です。


一見デメリットに見えますが、トリックで入れ替えた持ち物による事故を防いだり、かえんだまやどくどくだまなどのデメリット効果が大きい持ち物を、好きなタイミングでトリックできる際に役立つ特性です。


現状ゴルーグのみ可能な組み合わせでメジャーではありませんが、逆に言えば対策されにくい組み合わせのため、頭の片隅に残しておくのも良いと思います。


相性の良い持ち物


こだわりスカーフ×トリック/すりかえ


トリックで相手に押し付ける持ち物として、最も採用されているな持ち物です。


こだわりスカーフをトリックするメリットとしては
・相手が繰り出せる技を一個に絞ることができる
・自身が持っている時はすばやさが上がっているため、先攻で技を発動しやすい
・こちらが先攻の場合、相手が技を選択→技を繰り出すの間にトリックを挟めるため、
 相手が意図しない技で縛ることができる



仮想的としては多くの変化技を使う起点作成ポケモンや耐久ポケモン、特に耐久ポケモンに関しては場に居続けることが多いため、スカーフが非常に厄介となります。

こうこうのしっぽ×トリック/すりかえ


こうこうのしっぽは、同じ優先度の行動の中で最後に行動する持ち物です。


相手の素早さの高いポケモンでも必ず後手に回らせることができることに加え、優先度がある技には影響しないため、特性「いたずらごころ」持ちであれば先攻でトリックが可能です。


こだわりスカーフはトリック役以外にも持たせたい場合が多いため、こちらも候補としておすすめです。

Just a moment...


くろいてっきゅう×トリック/すりかえ


くろいてっきゅうは持たせているとすばやさが半分になり、飛行タイプや特性「ふゆう」、でんじふゆう状態を持つポケモンにもじめんタイプの技が当たるようになります。


くろいてっきゅうによって、じしんが効果抜群になるアーマーガァやサンダー、ファイヤーに使い、じしんで崩す戦法が可能です。


また、技「なげつける」でくろいてっきゅうをなげつけた際の威力は130となります。これはフレアドライブ、げきりんなどのデメリット付攻撃技以上の威力であり、それを一回きりとはいえデメリット無しで打てるのは非常に強力です。


場面ごとにトリックで使用するか、なげつけるで使用するかを選ぶことができるのは、こだわりスカーフ、こうこうのしっぽにはない強みと言えます。

最後に



トリック/すりかえは、対策されにくい持ち物への干渉によって相手の行動を大きく制限し、バトルを有利に進めることができる技です。


相手の持ち物判別は必要ですが、多彩な戦略につなげられるため、使い慣れれば使い道を考えるのが非常に楽しい技になるかと思います。


今回は以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!


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