今回は富山県射水市にある天然温泉 海王について、レビューしていこうと思います。
こちらの記事は簡易版となっております。
通常版を見たい方はこちらのリンクからご覧ください!!

アクセス
車
国道8号線から
朴木口を富山湾側へ曲がる
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次の交差点を右折
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その次の交差点を右折
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南部中学校口を過ぎた後、右手に天然温泉 海王
公共交通機関
あいのかぜ富山鉄道 小杉駅前から
県道472号を富山湾川へ進む
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新湊博物館前を左折
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道の駅カモンパーク新湊を過ぎT字路を右折
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左手に天然温泉 海王
※小杉駅前にてコミュニティバスあり。
入り口・受付
サムネイル画像から分かると思いますが、イルミネーションと無数の広告旗が出迎えてくれます!!
周辺に道の駅や国道8号線がありますが、田んぼに囲まれているため、特に夜は遠目から見てもハッキリと分かる程、目立った外見になっています。
入り口はどうかというと・・・
サウナグッズはもちろん、フィギュア、ぬいぐるみ、パズル絵・・・など所狭しとなにかしらが飾られており、とてもインパクトのある入り口です。

ちなみに入り口だけでなく、風呂場を含めた店内全てがこれでもかと装飾がなされており、訪れる人全てをワクワクさせてくれます。
当店のコンセプトである「縁日の気分で毎日が楽しい!」を本当に体現しており、他では再現できない唯一無二の魅力になっていると思います。
受付が完了すると、右手の通路へ進み、左手の脱衣所に向かっていきます。
受付時に渡されるカギは、脱衣ロッカーのカギと「真」源泉露天風呂用のカギの2種類が1つになった状態で渡されます。
※白湯・重炭酸泉のみの場合は脱衣ロッカーのカギのみとなります。

脱衣所
各ロッカーの大きさは中程度、一般的な肩掛けカバンくらいなら、十分入ることのできるスペースがあります。
トイレは大浴場入り口の右にあります。
トイレも例外ではなく、鬼滅の刃の絵パズルが出迎えてくれます(‘ω’)
ただ一点、注意点がありまして・・・
ドライヤーの利用は無料ではなく、時間制の有料となっております。
他に利用できるコンセント等もありませんので、どうしても髪を乾かしたい場合はそちらを利用することになります。
大浴場
それでは大浴場に入っていきます。
大浴場および露天エリアの配置はこんな感じ。

大浴場に入って真っ先に目に飛び込むのは、ポリバケツの水風呂。
冷水を循環させるチューブもむき出しになっているため、開幕
「なんじゃこりゃ!?」
と思ってしまいます(笑)

後述しますが、本施設の水風呂はポリバケツ型が主流となっており、1バケツに1人入るシステムになります。ポリバケツ型水風呂は、露天エリア含め全10個あります。
洗い場にはボディシャンプーとリンスインヘアシャンプー、荷物棚も用意されています。
大浴場のメイン浴槽となるのは左奥にあるナノ重炭酸泉。
炭酸泉ではありますが、きわめて微小なサイズの泡による炭酸のため、目視では肌に泡がひっついているようには見えません。
温度は37℃~39℃と少しぬるめで、サウナ間で入るならちょうどいい温度だと思います。
・・・ですが、このナノ重炭酸泉、入ると目が開けられなくなります(-_-;)
なんというか玉ねぎを切った際に出てくる成分、硫化アリルでしたっけ?
それが目に入ったような刺激が来ました。
他の人の様子も見たのですが、目を細めている人は確認できなかったので、もしかすると体質によって刺激の耐性が変わるのかもしれません、一応注意点として書き留めておきます。
その他、ナノ重炭酸泉の効果については公式サイトの方で細かく説明がなされているので、こちらからどうぞ。
サウナへ
屋内サウナ(IKIサウナ)
赤茶のレンガ壁で、照明も控えめなので落ち着いた空間となっております。
IKIサウナであり、サウナストーンには鳥取県でとれるレッドシリカ鉱石が採用されています。レッドシリカ鉱石は耐熱性、熱伝導性、消臭性に優れており、ストーブの熱を素早く部屋全体に行き届かせ、どうしても出てしまう汗のにおいを軽減させてくれます。
IKIサウナではありますが、温度は比較的高め、湿度は比較的低めとドライサウナに近い状態となっております。
加えて不定期ではありますが、ブロワーと鍋を使ったアウフグースサービスも提供しています。
アウフグースサービスには本施設代表であり、温泉ソムリエマスターでもある津幡真一さんみずから行うようです。
屋外サウナ(CUBELサウナ)
露天エリア(サウナパーク)を進んで右手にはCUBELサウナがあります。
CUBERU(クベル)とは主にコンクリート製品を販売している上田商会が提供する、コンクリート製のサウナ筐体です。
鉄筋コンクリートによる高い耐久性と蓄熱性、そして高いデザイン性と設置のしやすさがセールスポイントとなっています。

定員は6名ほど、照明については大浴場のサウナより明るく一般的な部屋の照度となります。
また、座高は非常に高く、座ると足が地面に付きません。

サウナストーブは大浴場のサウナ同様、IKIストーブですね。
ただしストーブはむき出しになっています、小ぶりではありますがうっかり触らないよう気を付けましょう。※セルフロウリュは不可
温度はそこまで高くなく、湿度はドライサウナよりはやや高め。
肌が焼けるような感覚が少なく、比較的入りやすいサウナだと思います。
水風呂・外気浴
水風呂ですが、浴槽タイプ・先述したバケツタイプ・滝タイプの3種類あり、各水風呂には15℃の飲める伏流水「ふろはす」が使われています。
ふろはすは商標登録もされている本施設独自の冷水になります。
水風呂のタイプの中でも特に注目すべきは、「一撃必殺ととのい水」と呼ばれる滝タイプですね。
紐を引っ張ることで上に汲み上げられた冷水が、一気に頭から降り注ぎます。

公式HPに使用時の動画がありきつそうに見えたので、試してみるまで不安だったのですが・・・一瞬かつ伏流水の清涼感により、冷たさよりも気持ち良さが勝っている、というのが私個人の感想です。
サウナーの中には私みたいなあまりにも冷たすぎる水風呂は苦手・・・という人もいると思うので、そういった人でも気持ち良いと感じるのはGoodですね。
一方で外気浴はというと、外気浴用のチェアも全18席と十分すぎる席数があるので、ゴールデンタイムでも満席になることはそうそうないと思います。

全て露天エリアにあるというのも、解放感があって良いですね!!
・・・・・ととのった~(*’▽’)
総評
「縁日」をテーマとした外装・内装は非常に魅力的。
子供はもちろんのこと、大人もワクワクさせる作りとなっている。
しかし、本施設の魅力はそれだけではない。
泉質ランキング北陸エリア10年連続1位をとる特別な温泉、方向性が異なる2つのサウナ、独自の冷水とサービスによる水風呂、満席にさせない外気浴、そのどれもがこだわりぬかれており、唯一無二の施設を作り上げようとする津幡真一さんの努力と工夫が垣間見える。
まさに最強にして最高の施設といえるでしょう(≧▽≦)
今回は以上となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!
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