【ポケモンチャンピオンズに向けて】道具について考えよう

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ポケモンチャンピオンズに向けて、今回はポケモンに持たせる「道具」について考えていこうと思います。


もしよければ最後まで読んでいただけると幸いです。


※本記事ではポケモン公式の画像が含まれます。また、対戦において使用される非公式専門用語は極力使わないようにしています。ご了承ください。

道具の役割



現在通信対戦で使用されている対戦用アイテムはマイナーな道具、専用アイテムを含めて多く存在しますが、その役割は下記に大別することができます。

行動を保証する


何もできずにひんしとなる、特定の技を出せなくなる状況を防ぎ、必ず1回は行動を保証する役割を持つ道具になります。


(例)
・きあいのタスキ
← 高火力、いちげきひっさつによる一撃ひんしを防ぐ

・ラムのみ
← まひによるしびれを防ぐ

・メンタルハーブ
← ちょうはつ、アンコールによる技ロックを防ぐ

・こだわりスカーフ
← 相手の先制攻撃でのひんしを防ぐ

試行回数を増やす


回復や守りを高めることで行動できる回数を増やし、1対1での打ち合い能力をや、長期的な戦闘持続力を高める役割を持つ道具になります。


(例)
・オボンのみ
← 相手の攻撃を2回以上耐える間に相手を倒す

・たべのこし
← 少しづつ回復しながら相手をじわじわと追い込んでいく

・とつげきチョッキ
← とくぼうの低いポケモンに持たせて打ち合い能力を高める

スペックを高める


ポケモンのステータス、技のスペックをさらに高め、有利な場面を維持する力や、相手を殲滅する力を伸ばす役割を持つ道具となります。


(例)
・いのちのたま
← 強力な技の威力をさらに高めて、相手が行動する前に倒す

・こだわりハチマキ/こだわりメガネ
← こうげき/とくこうをさらに高めて、耐久の高いポケモンを倒す

・いかさまダイス
← 連続技の威力を高めてデメリット無しで高火力を放つ

・各種天候岩
← 天気のターンを伸ばし、その恩恵をさらに大きくする

相手の行動を妨害する


相手が特定の技を使用できない、もしくは使用しにくい状況を作ることで、こちらのやりたいことを通す役割を持つ道具となります。


(例)
・ふうせん
← じめん技が弱点でも当てられない状況を押し付ける

・ゴツゴツメット
← ぶつり技を容易に出さないよう圧をかける

・レッドカード
← 能力アップでの攻撃を阻止する








上記のうち、複数の役割を持つ道具もありますが、バトルで使用するポケモンの中でどの役割を持たせるか考えるうえで参考になるのではないかと思います。

道具が変われば、役割も変わる


持たせる道具が変わることで、ポケモンの役割も変わっていきます。


特に多種の対戦道具と相性の良いポケモンは、どういった行動をしてくるのか判別が難しく、バトルにおいて一定の評価を受けることになります。


参考例に「ポケットモンスター スカーレット/バイオレット」(以下SV)で初登場した「ブリジュラス」を見てみましょう。


伝説や幻のポケモンが参加可能な現時点のSV対戦環境にて、ブリジュラスは使用率順位が19位と非常に使われているポケモンとなります。


そんなブリジュラスの強みとして、多様な道具による型判別のしにくさにあります。
下記が通信対戦におけるブリジュラスの道具データとなります。
(ポケモンバトルデータベースから参照)



それぞれの分類の道具が使用されており、その数だけ役割が存在することになります。
したがって多くの道具と相性が良いことは、対戦において強みとなります。

「ポケモン × 道具」の良い組み合わせを考える

ではブリジュラスを参考例として、ポケモン × 道具 の良い組み合わせを考えていきましょう。


ブリジュラスは、はがね/ドラゴン タイプで、とくこう/ぼうぎょ のステータスが高いポケモンとなります。


ぶつりが得意なポケモンに対して強く出せることができる反面、じこさいせいやこうごうせいなど自身を回復させる技を持ち合わせおらず、HP一本分の耐久のみになります。


そのため、たべのこしを持たせることによって、高い耐久力と回復を活かした長期戦に持ち込み、相手をじわじわ攻める戦法をとることができます。


こういった回復技がないけど高い耐久力を持つポケモンについては、たべのこしと非常に相性が良いです。


でんきタイプ × きあいのタスキ


次にでんきタイプのポケモン


まひにならないため、技を出せる確率が他タイプのポケモンより高くなりますが、じめんタイプの技を先に食らってしまい、一回も技を出せないケースも考えられます。


そこできあいのタスキの出番です。


一度だけHPが満タンの時にひんしになる技でも1だけ耐えるので、でんきタイプに持たせることで1ターンは確実に行動することができます。


その1ターンで対戦中必ず出したい技を出すことで、対戦における期待値を上げることができます。


高火力+高速ポケモン × いのちのたま


次に高火力かつすばやさが高いポケモン


上記のようなポケモンは、相手よりもはやく強力なこうげき技を繰り出せる反面、一度耐えられてしまうと盤面をひっくり返されやすいです。


そこでさらに火力を高めて、一撃で倒すことのできる範囲を広げることができれば、対戦での決定力を高めることができます。


そこでいのちのたまの出番です。


いのちのたまの特徴としては技の威力が1.3倍になる代わりに、攻撃時に最大HPの1/10だけ減少します。アタッカーの中でも強力な攻撃技(威力100以上)を覚えていること、また低耐久でHPが減ることがあまりデメリットにならない高速アタッカーとの相性が良いです。


他のアタッカー向けの道具についても、

・いかさまダイス
← スケイルショット、ロックブラストなどの連続技がメインウェポンのアタッカー

・こだわりハチマキ/こだわりメガネ
← すばやさは高いがこうげき/とくこうの値が中途半端で、一撃で倒しにくいアタッカー

・こだわりスカーフ
← こうげき/とくこうは高いが中途半端なすばやさで、先に動きにくいアタッカー

というように、どういうアタッカーかによって、持たせるべき道具も変わります。

道具の制約も肝に銘じる


そして道具選びにおいて考えなければならないことがもうひとつあります。それは、パーティ内で同じ道具を持たせることができないという制約です。これがパーティ構築にかなり頭を悩ませることになります。


対戦でよく使われるメジャーな道具、特にきあいのタスキ、いのちのたま、オボンの実などは汎用性が広く、雑に持たせることができます。


しかし、それらと相性の良いポケモンだけで構成してしまうと、
「どちらにもこの道具を持たせたい!!!」
という心の叫びが出てしまいます(-_-;)


したがってパーティの中には、汎用性が狭くあまり使われないマイナーな道具や、特定のポケモンの専用道具と相性の良いポケモンも入れる必要があります。



毎作、400種類以上のポケモンがいるのに対し、対戦用道具はその1/4未満なので、先に使用する道具をある程度決めてからポケモンを選ぶという構築方法も良いかと思います。

まとめ

以下まとめです。


・道具の役割は、
 行動を保証する/試行回数を増やす/スペックを高める/相手の行動を妨害する
 に大別できる

・道具が変わればポケモンの役割も変わり、多様な道具と相性の良いことはバトルにおいて強みとなる

・「どういったポケモンがこの道具と相性が良いのか?」を知っておけば、バトルでの期待値も高まる

・パーティ内で同じ道具は持てないため、マイナー道具/専用道具と相性の良いポケモンも知っておく



道具の力を最大限発揮して、バトルを有利に進めていきましょう。


今回は以上となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!

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