今回は学生・社会人問わず忙しい方に向けて、生活における「余白」について、自分の考えを述べます。
もしよければ読んでみてください。
学生・社会人は「ずっとランニング状態」
人生では定期的にこれまでの行動を振り返って、考えや行動を改め新しい道へと進んでいく必要があると思っています。
日常的なルーティーンワークであれば、さほど振り返らずとも問題はありませんが、重要なのは大学での進路や就職先、結婚・離婚、家の購入・・・など、今後の人生の方向性を決定づけるであろうイベントです。
しかし上記のイベントについて、十分に考える時間はありましたか?
そういった時間を、学校や会社から与えられるわけではありませんよね?
何かの片手間で考えなければならないのが世間一般的です。
ただ考える時間が足りず、とりあえずで進んだ道が自分に合っていなかった・・・
というケースは多くの人が経験しているのではないでしょうか?
特に大学入試については勉強漬けによって
「みんなが志望している大学・学部だから」
「有名な大学・学部だから」
という半分脳死で進路を決めた方は多いのではないでしょうか?
当てはまった人、安心してください。
・・・私もそうです(笑)
ということで私たちは学生のころからずっと、一本の道をランニングさせられている状態といえます。
しかも大勢の人間とタイムを競い合うので、ランニングコース以外の道や周りの建物、そのほかのことをあまり考える余裕がありません。
・・・そう余裕、すなわち「人生の余白」です。
私は人生でより良い道へ進むために、余白を確保し自分を振り返り、修正すべきではないかということを提示します。
フリーター時代に始めたこと
実は私、大学卒業後に大学院へと進学したのですが、研究活動に耐えられず半年ほどでやめてしまった過去があります。
そのあと、1年半ほど実家でフリーターだった時期があるのですが、フリーター中はかなり自分のことについて振り返りました。
まず初めに考えたこととしては「今までやってこなかったことをやってみよう」ということです。
色々始めてみました。
読書や旅行、散歩は今でも続けている趣味になっています。
ほかには投資、ブログ、プログラミング・・・と。
中にはすぐにやめたり、自分に向いていなかったものもありましたが、自分を知る上では良い経験になったのではないかと思います。
そうやって様々なことを経験すると、
「自分ってこれがかなり苦手なのではないか?」
「これなら自分はできる、得意なのではないか?」
ということが以前よりも分かったような気がしました。
そして今では、人生の方向性を決めるためのヒントとなっています。
外から見ればたいしてお金を稼いでおらず、怠け者のように見えていたと思いますが、私にとっては決して無駄ではなく、確実に自分の糧になっています。
今の生活でいっぱいいっぱいの方へ
私は別に会社をやめて1年以上ぷー太郎をしろと言っているわけではありませんよ(笑)
それをやってしまうと悪い意味で人生の方向性が決まってしまうかもしれないので(´;ω;`)
ただ、今の生活でいっぱいいっぱいな方へ向けて、
もう少し生活に余白を作ってみてはどうでしょうか?
この「余白」というのは、単になにもしないわけではありません。
振り返りと修正の時間、いわば人生会議の時間と考えれば少しは罪悪感が薄まるのではないでしょうか?
それに今あなたがかかえているタスクがすべて、あなたが必ずしなければならないものではありません。
たまには会社の飲み会を断ったり、仕事や家事を他の人に頼んだり、乗り気にならないイベントに無理に行かなくてもバチはあたりません。
「余白」を作り、よりよい人生へ軌道修正していきましょう!!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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