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技解説6:のろい【ポケモンチャンピオンズ】

ゲーム


第6回目は「のろい」です。

概要


タイプ:ゴースト

分類:変化

PP:12

効果:
技を繰り出すポケモンのタイプによって効果が変わる

【ゴーストタイプを持つ場合(呪い)】
自分のHPを最大HPの半分だけ減らして、相手をのろい状態にする。
のろい状態になると毎ターン、最大HPの1/4ずつ減る。
【ゴーストタイプを持たない場合(鈍い)】
すばやさランクが1段階下がり、こうげき/ぼうぎょランクが1段階ずつ上がる。

※以下、ゴーストタイプを持つポケモンが使用するのろいを「呪い」、それ以外のポケモンが使用するのろいを「鈍い」として解説します。


主な仕様:
・両者のダメージ算出時、小数点以下は切り捨てる。ただし、切り捨て後のダメージが0の場合は、1ダメージを受ける。
・のろい状態はターン経過で解除されず、交代することで解除される。ただし技「バトンタッチ」で交代した場合、バトンタッチ先にのろい状態は引き継がれる。
・特性「マジックガード」のポケモンは、のろい状態でもHPは減らない
・のろい状態によるダメージは、下記よる回復効果の後に発動する。
 ーたべのこし/くろいヘドロ
 ーねがいごと/ねをはる/アクアリング/グラスフィールド


強み

1.確実にひんしにさせる効果

最大HPの1/2のダメージを受けるというデメリット効果と、1ターンにつき最大HPの1/4しかダメージを与えられないということで、呪いがそこまで強く見えない人もいると思います。


しかし、上記の効果は「交代しない限り、タイプ相性やステータスに関係なく、技を繰り出してから3ターン後には確実にひんし状態にさせる効果を押し付ける」とも言い換えることができます。



並以上の耐久はあるものの火力に乏しいポケモンのダメージソースや、居座ってくる耐久ポケモンのHPを削る手段として、相手を確実に追い込むことができる技です。


対戦で活躍する特性「マジックガード」持ちポケモンが少なく、対処方法が実質的に交代のみである点も呪いの強みとなります。

2.「呪い」による交代誘発


しかし、呪いの最大の強みはHPを削る点ではなく、技「ほろびのうた」のような交代誘発を持っている点です。

技解説5:いたみわけ【ポケモンチャンピオンズ】
技「いたみわけ」について解説します。



原則としてポケモン対戦は、まだひんし状態となっていないポケモンの数が多いほど有利であり、ひんし状態にしてしまう選択肢はなるべく避けるべきです。したがって、3ターン後にひんし状態になるのであれば、当然交代させたい欲が出てくることは明らかです。


その交代した隙を突いて、こちらが有利となる盤面を整えることが主な活用方法になります。


起点作成や積み技によって、1体のアタッカーで複数体のポケモンを倒す積み戦法を例に挙げて考えましょう。


積み戦法の弱点として次の二つが考えられます。
①相性不利のポケモンよって、アタッカーの攻撃が妨害される
②相手も積み戦法で、相手の方が盤面を整えるのが早いと一気に崩れる


これらの弱点の共通点として、何らかの方法によって相手のポケモンを交代できれば、①②をある程度カバーが可能である点です。積み技を積んだ状態であれば、相性不利のポケモンにもある程度対抗できますし、既に積み技を積んだ相手のポケモンは能力ランクがリセットされます。


つまり交代を促す呪いは、こちらの積み戦法のサポートとして非常に相性が良いです。


他にも相手の受けループ対策としても使っていけるので、こちらの戦略を通すことと相手の戦略を妨害することの両方で使っていくことができます。

3.「鈍い」はトリックルーム用の積み技に


一方でゴーストタイプ以外が使用する「鈍い」は、すばやさランクが1段階下がり、こうげき/ぼうぎょランクが1段階上がります。


一見すると、技「ビルドアップ」の下位互換に見えますが、すばやさの低い順から行動ができるトリックルーム下では先に行動しやすくなり、実質的にすばやさランクが1段階上がるような効果となります。


したがって、ステータスの3項目を上げる効果として、技「ちょうのまい」などとと並ぶ優秀な積み技となります(ポケモンチャンピオンズで個体値が廃止されたことで、技以外ですばやさを下げにくくなったことも追い風となっている)。


また、トリックルーム下ではない場面で全く使い道がないかといわれるとそういうわけではなく、すばやさが低いほど威力の上がる技「ジャイロボール」の威力増加や、元々のすばやさが低く、すばやさランクが1段階下がるデメリットがそこまで痛くない重戦車ポケモンの火力と耐久を上げる積み技として、採用の余地があります。

弱み

1.攻撃した方がお得だった・・・という場合も


とはいえ、長く居座ってくるポケモン以外の場合、4ターン使ってようやく倒せるというのは遅いと言わざるを得ません。その間にこちらのポケモンが倒されれば本末転倒です。


裏のアタッカーにつなげるための自主退場技として使う場合なら、無難に使っていけますが、交代誘発目的で使用する場合は繰り出すタイミングを慎重に考えていきましょう。

2.数の不利を背負う


呪いによって自分のポケモンがひんし状態になる場合もあります。これは自ら数の不利を背負うことになります。


1番NGなのが、対面している相手のポケモンの他に有利なポケモンが控えている(控えているかもしれない)にもかかわらず、呪いによってひんし状態にさせることです。パーティの構築は基本的に、互いの弱みを補うように組むので、控えているポケモンに何もできず、勝てる試合で負けてしまうこともあります。


呪いを使用する場合は、相手のパーティに有利なポケモンはどれか、ある程度把握しておきましょう。

相性の良い組み合わせ

相性の良い技

・いたみわけ×呪い

技「いたみわけ」で解説した通り、呪い→いたみわけのコンボで、こちらの火力や相手のポケモンの耐久力に関わらず、相手のHPを強引に減らしていくため、耐久ポケモン対策のコンボとして非常に強力です。

技解説5:いたみわけ【ポケモンチャンピオンズ】
技「いたみわけ」について解説します。


・交代技×呪い

のろい状態によるダメージを嫌って、他のポケモンへ交代する行動を読んで、有利な盤面を維持する際に役立ちます。


ゴーストタイプでクイックターンやボルトチェンジを覚えるポケモンがほぼおらず、基本的には技「とんぼがえり」を採用することになります。

【代表的な とんぼがえり×呪い ポケモン】
・ドラパルト
・ゾロアーク(ヒスイ)
・コノヨザル
・ジュナイパー

・トリックルーム×鈍い

強み3で解説した通り、トリックルーム下ではすばやさランクのダウンによって、先に行動できる確率が上がるため、こうげき/ぼうぎょ/すばやさ(行動の速さ)を上げる優秀な積み技になります。


技「鈍い」「トリックルーム」を1体のポケモンで自己完結させるのも良いですし、他のポケモンで技「トリックルーム」を繰り出してから鈍いを重ねる戦法も良いかと思います。


ただし、どちらの技も覚えるポケモンはとくしゅこうげきが強いポケモンがほとんどなので、こうげきランクの上昇がそこまで役に立たないことが考えられます。


【代表的な トリックルーム×鈍い ポケモン】
・エーフィ
・ヤドラン/ヤドキング
・チリーン

・ジャイロボール×鈍い

技「ジャイロボール」は相手よりすばやさが低いほど威力の上がる、はがねタイプの物理攻撃技です。


下記の計算式から技威力が決定します。

(技威力) = 25×(相手のすばやさ÷自分のすばやさ)+1
※小数点以下は切り捨て

技威力の最大値は150であり、技「ギガインパクト」「ブラストバーン」などの反動技と並ぶ威力になります。


最大威力まで出すには、相手のすばやさの1/6まで下がる必要があります。相手ポケモンのすばやさを167(すばやさ種族値100における最速)、こちらのポケモンのすばやさを63(すばやさ種族値50における最遅)とした場合、鈍いを3回以上積むことで最大威力となります。


上記の想定でもわかる通り、最大威力を出すには少々手間がかかります。現時点のポケモンチャンピオンズでジャイロボールを最大限生かしているポケモンというと、ハガネール(メガハガネール)くらいしかいません。


しかし、まだ未内定ポケモンであるナットレイはすばやさ種族値が20(最遅36)、タイプ一致、並以上のこうげき種族値によって、耐久ポケモンとは思えない程の高火力に化けていたため、ナットレイが内定した際は注目を浴びる技になると考えられます。


相性の良い特性

現在のポケモンチャンピオンズにて実装されているポケモンの中で、技「のろい」と相性の良い特性を持つポケモンは少なく、下記の特性「ばけのかわ」くらいしかありません。

・ばけのかわ×呪い

技「いたみわけ」でも挙げましたが、技「のろい」を繰り出せずに倒されてしまうことがなく、最大HPの5/8(のろいの自傷ダメージ+ばけのかわの自傷ダメージ)で、安定して技を繰り出せるのが強いです。

相性の良い持ち物

・しろいハーブ×鈍い

持ち物「しろいハーブ」は、下降した能力ランクを1度だけもとに戻します。


鈍いによって戻るランクは1段階分のみであり、技「からをやぶる」と比較すると、そこまでシナジーはありません。また、ポケモンによっては遅くなることによるメリットの方が大きい場合もあるため、積極的に持たせたい持ちものではありませんが、鈍いによるデメリットを打ち消せる持ち物として相性が良いです。


中速あたりのポケモンで鈍いを使用する場合は、検討しても良いでしょう。

・くろいてっきゅう×鈍い

持ち物「くろいてっきゅう」は、持っている間のすばやさが1/2になります。どちらかというと、鈍いよりジャイロボールと相性の良い持ち物となります。


先述した通り、ポケモンチャンピオンズでは個体値が廃止したことで、すばやさが下げにくくなっており、すばやさを下げる数少ない手段です。ランク変化ではなく、永続的にすばやさが下げる点も強みです。


また余談ですが、相手のポケモンに対して、ジャイロボールがそこまで有効ではない場合は、技「なげつける」を繰り出すことで、ゴーストタイプやエスパータイプへの打点としても使うことが可能です。

最後に


技「のろい」は、繰り出すポケモンのタイプによって効果が変わる個性ある技であり、いずれの効果も対戦で採用できる余地があります。


ただし呪いの場合は、デメリットが大きいため、繰り出すタイミングには注意しましょう。


今回は以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!


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